営業報告書 東横INN
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第31期 営業報告書
(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)

1.当社の現況に関する事項

(1)事業の経過及び成果

【経済環境】

当事業年度における我が国の経済は、円安効果などで企業収益や雇用情勢が改善、景気は緩やかな回復基調で推移しました。景気の先行きにつきましては、中国など海外経済の減速や年初からの円高・株安の影響で設備投資や個人消費が伸び悩むなど不透明感が高まっております。

【事業の経過】

◆当期業績

ホテル業界におきましては、平成27年通年の訪日外国人が2,000万人に届く勢いで増え続けたことに加え、北陸・北海道新幹線の開通もあり、国内のビジネス・観光旅行の需要が堅調に推移し、客室需要が逼迫してまいりました。このような環境の中において、第31期は当社が創立30周年という節目の年を迎え、「全世界に30年で50万室」、「日本一女性が働きたい職場」、そして「社会から尊敬される会社」の三つのビジョンの実現に向け、大躍進する土台を固める年と位置付け、客室数は50,000室を達成、年間の平均客室稼働率は過去最高を記録しました。当期はまた新しいことにも意欲的にチャレンジしてまいりました。たとえば、5月2日には「100%の稼働率を達成した最大のホテルチェーン(24時間)」」のギネス記録にも挑戦。様々なことに全社が一つになって取り組むことにより、社内の結束力が強化され、目標を達成することができました。


当期実施した具体策として
  1. 「清潔・安心・値ごろ感」の経営方針を徹底させ、お客様アンケートでの「不満」の回答率4%以下を目指しました。また、ホームページにおいては、東横INNの「プライスポリシー(4つの約束)」を打ち出し、きれいで温かい客室を提供しつつも、値ごろ感を追求することを宣言しました。
  2. 「清潔・安心・値ごろ感」を徹底する上で障害になるような、店舗における問題点、たとえば人の問題、設備の問題を支配人でつくる委員会で見える化し、これらに直ちに対応できるように「グローバル人財開発部」、「原価管理部」など本社の部署の陣容を強化しました。さらに電建から消防メンテナンスチームを転籍させ、新たに「メンテナンス部」を発足させ、店舗サポート体制を増強しました。
  3. 新規開業店舗の支援を強化しました。今期、オープンした7店舗のうち、2店舗は海外で、うちプノンペンは海外遠隔地での初の店舗ということもあり、店舗運営するスタッフのトレーニングといった人的支援のほか、資金面など多面的なサポートを行いました。
  4. レストランがない弱みを強みに変えるべく、ウォーキングマップの充実を図りました。お客様の予算に合わせた飲食店の紹介や季節ごとの特集を通し、地域特性のあるグルメを紹介し、内容を充実させました。さらに検索機能を加えるなどのバージョンアップを図りました。
  5. 業績の順調な推移に加え、財務面の一層の安定化を図った結果、日本格付研究所から「BBBフラット」の格付を取得しました。
◆事業の成果

第31期の決算数値は増収増益となりました。

売上につきましては80,141百万円、前年度対比6,081百万円の増加、経常利益は17,719百万円、前年度対比1,775百万円の増加となりました。


【新規開業店舗】

ホテル番号 開業日 ホテル名 部屋数
252 H27.5.25 大阪通天閣前 179室
253 H27.5.28 柏駅西口 191室
251 H27.6.19 プノンペン 328室
254 H27.7.27 大阪なんば日本橋 238室
31 H27.9.18 東京秋川駅北口 145室
255 H27.10.15 JR神戸駅北口 170室
256 H28.1.23 釜山海雲台2 510室
平成28年3月末現在で、255店舗、総客室数50,577室

【社会貢献活動】

当社は、「企業市民として社会に受け入れられ」、「青少年に夢と感動を与えたい」、「地域の活性化と発展に貢献する」を基軸に幅広く社会貢献活動に取り組んでおります。

  1. 当社はアジアを中心に貧困の中で暮らす子どもの健やかな成長、家族と 地域の自立を支援している「特定非営利活動法人チャイルド・ ファンド・ ジャパン(旧名:CCWA国際精神里親運動部)」を通じて、 フィリピン の子どもたちの成長を支援しています。
  2. 当社は海外支援活動の一環として、「シャンティ国際ボランティア会(SVA)」の活動を推進しています。カンボジアの学校建設を目的として各ホテルにて募金活動を行っています。26期の東横イン「ラオッ小学校」に続き、2015年10月に2校目の「ドムナック・トマイ小学校」が完成しました。
  3. 当社は、医療が十分行きわたっていない地域の状況を改善する一環として、「日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)」の活動を、VODの売上金の一部を寄付して、応援しています。
  4. 当社は地域との共存をめざし、地域の方々との交流を深めてきました。その一環として、地域の小学生向けに「はじめての出張」を企画・実施。小学生が親元を離れて ビジネスホテルに宿泊するという体験型社会勉強企画が保護者、学校関係者から非常に好評を得ております。
  5. スポーツを通じ、未来を担う世代に夢を与えることを願い、日本ゴルフ協会のスポンサーとして平成27年12月5~6日に 「東横インジュニアゴルフオープン」を開催しました。
  6. 当社は、クラシック音楽の力で人と人をつないでコミュニティを活性化させ、かつ若手演奏家の育成支援も目的として活動する「100万人のクラシックライブ推進委員会」に賛同し、 「100万人のクラシックライブ@東横INN」を平成26年11月30日よりスタートさせました。
  7. ART FACTORY城南島はアーティストの活動を支援し芸術文化の振興を主な目的とする施設です。アーティストが制作・発信・交流できる新たなコミュニティの基盤となるよう環境を整備していきます。
    また、城南島という羽田からアクセスしやすい好立地を生かし、アートだけではなく、モノ作りの町としての大田区の技術を国内外にアピールする場として活用し、地域活性化・国際交流などを促進し、大田区生まれの企業として地元に還元していくことを目指しています。
  8. 当社は「一人でも多くの方にできる限り公平かつ快適にご利用いただけるホテルづくり」の一環として、「障がいのある方を全店で雇用するよう」力を入れて推進しております。
  9. 当社は、「社会の皆様がよりよい人生を過ごせるお手伝いをする」ということを使命と考えております。 このような使命を実現する一環として各種団体への寄付や協力を積極的に展開しております。

寄付・協力団体一覧 (平成27年4月1日~平成28年3月31日)
寄付・協力先団体名 団体の活動内容
(1)公益財団法人交通遺児等育成基金 自動車事故により死亡した者の遺族である児童についてその生活基盤の安定を図るための事業を推進
(2)公益財団法人全国防犯協会連合会 各都道府県防犯活動の推進
(3)公益社団法人企業メセナ協議会 企業メセナの社会的意義を発信し、文化振興の基盤を整備するための活動
(4)社会福祉法人日本点字図書館 全国の視覚障害者を対象とした図書館
(5)社会福祉法人大田区社会福祉協議会 大田区に密着した福祉活動の推進
(6) 特定非営利法人チャイルド・ファンド・ジャパン 主としてフィリピンの貧困家庭の子女支援
(7)公益社団法人日本キリスト教海外医療協力会 海外の保健医療に恵まれない地域に医療従事者を派遣し、保健医療の向上に協力
(8)公益社団法人シャンティ国際ボランティア会 カンボジアを中心とした学校建設活動
(9)一般財団法人 内観 内観(「気づき」のトレーニング)を行うための研修所
(10)認定特定非営利活動法人かものはしプロジェクト 強制的に子どもが売られてしまう問題を防止する活動を行い、世界の子どもたちが未来への希望を持って生きられるよう支援

当社は第32期も、広く社会の皆様から信頼され、受け入れられる「清潔・安心・値ごろ感」の宿泊特化型ホテルに徹し、いかなる環境変化にも耐えうる経営基盤の構築をまざし、事業計画の達成に向け全力で取り組んでまいります。

株主の皆様並びにオ-ナー様、金融機関の皆様をはじめ関係各位におかれましては、なにとぞ、従来にもまして、ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。


(2016年6月30日現在)